不動産とスピリチュアル【コラム】

最近、スピリチュアル関係の
お仕事やご興味をお持ちの方からの
お問い合わせやご縁が増えております。

「スピリチュアル」といっても
様々あると思いますが

不動産業界ですと、
地鎮祭と呼ばれる行事であったり

日本には、自然への信仰

いわゆる古神道と呼ばれるような

「八百万の神」
「万物に神は宿る」

といった概念が
古くから存在しています。

近年では、量子力学的な概念も
一般的になりつつありますが、

土地（人）の意思や力が
働いているとしか思えない

買主様と売主様の
共鳴（ご縁）としか言いようがない

といった取引を、
何度も目の当たりにしてきた、
ということもあり

物事には、
目に見える側面だけではなく

目に見えない側面
（エネルギーや意識等）
が存在している

ということ、

また、それによる「共鳴」というもの（いわゆる、「引き寄せ」と呼ばれるもの）が、確かに存在していることを感じています。

例えば、

すぐに最適な買主さんが現れ
予想を超えるような価格で
成約してしまうこと

同じような区画であっても、何故か
ずっと売れ残ってしまうような
土地があったり

長年決まらなかった物件が
「急に決まる」

といったことがあります。

そういったことの背景には

金融的な資産価値のような
目に見える指標とは別に、

「目に見えない側面」が
大いに影響している、と考えています。

不動産業界では
一般に言われていることですが

売却の際、

「綺麗にされている物件」
「大切にされている物件」

は、決まりやすい、と言われています。

それはもちろん、
物理的な綺麗さもありますが

どれだけ意識を向けて

お手入れされてきたか
活かされてきたか

といったところが、少なからず影響しているように思います。

（もちろん、引き渡し後に、新しい所有者様によってリフォームされたり、活かされていく訳なので、必ずしも、という訳ではありませんが）

また、売却すべきかどうか
タイミングについて、など
ご相談いただくこともあるのですが、

モノには「片付け」や「断捨離」
という概念があり、

「不動産を手放すこと」も
「片付け」の一つに該当しています。

片付けといえば、
こんまりさん（近藤麻理恵さん）
が有名ですが

余談ですが、こんまりさんは
出身大学が同じ、ということもあり
勝手にご縁を感じて、昔からの大ファンです

片付けについて、

”片付け”とは、

過去に片をつけること

モノを通して自分と対話する時間

自分自身、人生と向き合う行為です

と、表現されていて

まさに、不動産も同様に

大切にしたい価値観や
生きたい人生に見合った

住まいを選ぶこと
不動産を所有することが大切で、

意識が及ばなくなった
土地や不動産は

やはり、手放す方が
人生として上手くいく

ということが、多くあります。

弊社の社名にある
トーラス（＝循環）にも

円満に（過去を⽔に流し）
新しい未来へ向かう、

といった想いを込めていますが

不動産売却（購入）という
イベントにおいても

人生や自分と向き合うこと、
自分やご家族との対話

そういったプロセスを通じて
明らかになった意思が、

進みたい方向や未来へと
流れを後押ししてくれる、
といった側面があるように思います。

また、近年では、
地方移住をされる方も増えており

生き方や在り方の多様化が
ますます進みつつあります。

それぞれの人生と向き合う中で

手放すタイミングの方がいれば
必要としている方もいる

そういったタイミングの
重なり合い、

循環の中で
成り立っているのだな、

と、感じさせられる日々です。

弊社は現在、売却や事業用不動産を中心に仲介させて頂いておりますが

賃貸・売買、内容に関わらず、お気軽にご相談いただけたら幸いです。

必要なご縁をお繋ぎできるよう、日々精進して参りたいと思います。

榊原（祐奈）